下諏訪町一般介護予防事業(歴史健康サロン)~温泉付き高齢者向け賃貸住宅~
2018年6月15日
信州諏訪湖畔にある温泉付き高齢者向け賃貸住宅、カーサ・デ・ソル湖浜です。
下諏訪町一般介護予防事業(歴史健康サロン)がありました。第6回目の今回は、小口泰史さんによる「骨董講座」。とても楽しい興味深い内容で、考えたり笑ったり、楽しい時間を過ごしました。
この紙は、敷物として使われていたそうです。今で言えばブルーシートの変わりの紙。今はブルーシートが普及しており、水にも強く大変便利なシートです。昔は、茶色い部分、柿渋(かきしぶ)を塗って紙を強くして使っていたそうです。また、柿渋液の中に含まれる「柿タンニン」には、防水、防腐、防虫効果があるそうです。この紙、近年人気があり、タペストリーとして楽しんだり、骨董市の敷物として使ったりする方もいるそうです。この敷物、裏は文字が書かれていて手紙かハガキを貼り合わせたものでしょうか。
左は100年前の日本の紙、右は金属を削って版画にした300年前のフランスの紙です。西洋の技術の高さにみなさんびっくりされていました。日本の骨董に比べ西洋の骨董は技術が進んでいた分、奥が深く難しいと小口さんお話しされていました。
蓄音機で音楽を聴いてリラックス。その後は、大変好評をいただいているスタッフによる介護予防体操で心地よい汗をかきました。